外国人留学生・外国籍学生のための在留資格説明会に登壇しました。京都外国語大学23年1月30日開催
在留資格の専門家行政書士として、卒業生として伝えたいこと・・
テーマは、
①就活を意識した中での在留資格全般について
②日本で暮らす上で知っておかなければならないこと(法律を守ること、犯罪に巻き込まれないために)
についてです。90分というお時間をいただき、同じく卒業生のひろせ行政書士事務所の廣瀬行政書士と協同で講演して参りました。


主として在留資格全般についてのお話となりましたが、就職活動を控えておられるが学生が多いこともあり、他校の就活留学生の事例をご紹介しました。「特別活動46号」の在留資格のことを知らなかった留学生男性は、卒業後も日本に残り就職して暮らしたいと考えていました。コロナ禍ということあり就活に苦戦、企業からの内定を勝ち取るにはあともう一歩というところでした。在留期限が迫る中、日本での継続就職活動が可能な「告示外特定活動」の在留資格にて就活を継続して頑張っておられましたが、迫る在留期限1年に日本に残る手段が他になく、帰国を選択せざるを得ない状況となりました。そこで、相談に訪れた京都府国際センターの相談員から、「特定活動46号」の存在を教えてもらいその時に初めて知ることとなったのです。日本の大学を卒業しており、日本語検定1級という条件が求められる「特定活動46号」、少しハードルが高い在留資格として認識されているのですが、卒業後も日本に残りたい、日本で生活をすることを漠然としてでも考えれおられるのであれば、早くから準備をしておくことで、就活に苦戦した時にこの在留資格の申請が狙えます。ぜひ、低学年時から意識しておくべきことです。日本語検定1級を取得することができれば、日本に在留する選択肢の幅が広がります。
後半は、前職の警察官時代の経験から後輩達に伝えたいことについてのお話です。元留学生や失踪した技能実習生が犯罪に手を染めてしまい、逮捕される実例を数多く見てきました。何件も通訳として携わってきました。逮捕された彼らの結末としては、その多くが警察から入管へ引継ぎ、やがて退去強制(強制送還)です。そういったことにならないために、「闇バイトに手を出さない」「悪い環境に身を置かないでほしい」「周りで悩んでいる友人がいれば手を差し伸べてほしい」等のメッセージを伝えさせていただきました。
政府の方針もあり、短期滞在のみならず日本へ留学、就労など中長期滞在外国人の数は増大していくことでしょう。弊所としては京都外国語大学様のような留学生対象の在留資格についての早期意識づけを目的とした説明会も行っておりますが、実際には幅広く対応しております。受け入れ留学生の急増により入管手続きに苦悩されている大学の職員の皆様のお手伝いもご相談に応じて対応させていただきます。

